スケッチで巡る熱海・泉エリア

ペンと水彩の小さな作品「スケッチで巡るシリーズ」

マルマンの黄色と深緑のスケッチブック(A4)にステッドラーのペンでささっと描き、透明水彩で色を付けた小さなスケッチをシリーズ化しています。熱海・湯河原・真鶴という伊豆の玄関口の海辺の街を回りながら、風情溢れる建物や海辺の景色を描きためていき、やがては地元で個展を開くのが夢。ペンで描く明確な線と明るい色づかいは、お部屋に飾りやすいサイズ感、そして印刷にも向くので、絵葉書のプリントも同時進行で進めています。

絵葉書は個展などで使用予定

「スケッチで巡るシリーズ」の第1弾・熱海市泉地区

第1弾として今回ご紹介するのは私が住んでいる熱海市の泉エリアです。湯河原町とは千歳川をはさんで隣接し、海から温泉街へと続く川沿いの道は多くの人に愛される散策コース。東海道線と新幹線の高架の間にある青い小さな橋を渡ると泉エリア(静岡県熱海市)に入ることができます。
春の桜で有名な千歳川ですが、大部分が泉エリアに咲いています。この桜並木の近くには茅葺屋根の美しい福泉寺があります。首大仏があることでも知られ、観光スポットとなっています。

福泉寺は茅葺屋根がかっこいい

福泉寺の隣には宿泊施設の「古民家さくらや」があり、こちらも風情のある茅葺屋根のたたずまいに思わず足をとめずにはいられません。こんな素敵な宿で囲炉裏を囲んだり、庭でバーベキューをしてみたいものです。

春の古民家さくらや 咲いていたのはたぶん桃の花

温泉街の裏手・千歳川沿いの遊歩道

福泉寺エリアからさらに上流に向かい、泉大橋で一旦湯河原側へ戻り、さらに川沿いを歩きます。ニューウェルシティを過ぎた辺りから、再び川沿いに遊歩道をぶらぶら。泉公園の入り口が見えてきます。初夏の湯かけまつりや夏の花火大会の会場にもなるこの公園。猫がたくさんいて、普段は近所の方の憩いの場となっています。

泉公園の入り口 可愛い建物は実はトイレ