作品を額装して展覧会や部屋に展示する

作品展示に向けて額を準備する

「芸術の秋」は展覧会が目白押し――秋の展覧会予定はこちらを参照してほしい。

私が関係している教室でも作品展を企画している。教室で学んでいることを発表する機会は、アートにしろ音楽やダンスにしてもモチベーションアップにつながるだろう。
私の水彩画教室では基本的に年に1回作品展示を行っているが、展示には額装が必要で、手持ちの額がない生徒さんにはその期間だけ額を貸出すことも。しかし、折角絵を習い、季節の絵を描いているのだから、額を一つ所持してお部屋に自作の四季折々の絵を飾ってほしい。

額とマットを買う

水彩画の場合、作品とアクリル板の間に厚紙でできた台紙「マット」を用意するため一回り大きな額が必要になる。表面の透明ガラスはUVカットのアクリル板をおすすめしたい。軽くて丈夫な上、作品の色落ちを防いでくれる。
画用紙がSMサイズだと額は「八つ切り」、F3だと「太子」、F4だと「四つ切り」などという伝統的なサイズの額もあるが、「スケッチサイズ」といって、F4やF6といった水彩画用紙の大きさに周囲5センチ程度のマットをつけたサイズでも額を買うことができる。私の場合、F4以上はこちらのスケッチブックサイズに揃えることで、マットを使いまわすようにしている。
作品を持って額装店に行けば、額やマットの色や形、装飾を作品の雰囲気や色合いに合わせながら、最適な額装をしてもらえる。しかし中身の作品を入れ替えて額を使いまわす場合は、どの作品にも合いそうなシンプルな額を選ぶと良いだろう。

マットにもいろいろあり、表面の装飾や切り方、色なども選べるので、作品の色合いや額によって使い分けても良い。
こちらの額は裏板を止める金具がトンボではない。取り外しが簡単でグループ展用に愛用している。(MH-16K)

私がネット注文で額やマットを買っている専門店はこちら。
●マルニ額縁画材店 https://www.art-maruni.com/index.php
   額・マットのシュミレーターの機能があるので作品の画像があれば合わせてみることが可能
●額のまつえだ https://www.matueda.com/