アトリエおらんじゅのバレンシアオレンジ

6種類目のみかんの木を植えました

「アトリエおらんじゅ(Atelier ORANGE」と名付けた理由は、我が家の庭に5種類のみかんの木があるから、というのは知っての通りです。この春、なんと6種類目を植えました! 甘夏、バレンシアオレンジ、伊予柑、ニューサマーオレンジ、柚子の5種だったので、いわゆる普通のみかんを追加しました。でもまだ小さな苗で、新芽が出てきたところに、大きな青虫が2匹もついて葉をむしゃむしゃ…随分食べられてしまったので、うまく育つか心配です…。

青空の下でたわわに実るバレンシアオレンジ

今年はバレンシアオレンジだけが豊作

昨年大豊作だったニューサマーオレンジは隔年結実のため、今年はたった7つくらいしかならず、すべて猿に盗られてしまいました。さらに毎年250個くらい実がなる甘夏が、なぜか例年になく大不作で50個くらいしか取れませんでした。(注:売り物ではありません(笑))
そんな我が家で今年豊作だったのはバレンシアオレンジ。毎年250個くらい取れますが、数は同じくらいでも実の大きさが立派なものが多く、5月ごろから少しずつ食卓に上がるようなり、お友達に配っても7月まで充分持ちました。バレンシアオレンジは皮が固く、猿の手では剥けないため、美味しいことがばれていません(笑) 6月7月と猿の襲来が続き、菜園のキュウリだけならまだしも、家の中に入られてバナナを盗られるという被害にもあいました…とほほ。

皮を剥くのが面倒なバレンシアオレンジや甘夏には、これまでジュースとカスを分けてくれるジューサーを活用して毎朝新鮮な搾りたてオレンジジュースを飲んでいましたが、今年はジューサーが壊れてしまい、手絞りでジュースにしています。
我が家では、夫が持ち帰る冷凍フルーツが豊富にあるため、夏になると毎朝スムージーを作ります。今夏はオレンジの果汁を入れたり、カクテル剥きにして冷凍したものを混ぜたり、バレンシアオレンジもスムージーやおやつに活用しています。

食べやすいようにカクテル剥きにしてみた

オレンジの特別な活用法

今年はお友達の手を借りて、特別な使い方もできました。
ひとつめはデコレーションに使うため、輪切りのオレンジを乾燥させてドライオレンジを作成するというもの。特別な機械をお持ちのお友達によって作られたドライオレンジを、ガーランドやリースなどアトリエおらんじゅらしい飾りにしたいと思っています♪
ふたつめはエッセンシャルオイルの抽出です。こちらも特別な蒸留の機械をお持ちのお友達の手で作っていただきました。エッセンシャルオイルにするには摘果した実で充分なので初秋の緑のみかんでも良いそうです。
昔から柑橘系の甘酸っぱい香りが好きだった私。理由はおそらく祖父母の家が和歌山にあり、秋になるとみかんが送られてくる環境で育ったからでしょう。子供の頃はグループフルーツや八朔が大好きでした。
アトリエおらんじゅは、今日もオレンジの薫りに包まれています――

ドライオレンジと手絞りオレンジジュース