始めよう!楽しい水彩画

水彩画をやってみたいけど、何から始めたら良いか分からない?

手軽に始められる水彩画。
子供が使った、あるいは子供の頃に使った道具が、実は家のどこかにあったりして、馴染みやすいのもアドバンテージです。
家になくても100円で売られた筆やパレットで始められるのも魅力。

趣味としてオススメの水彩画

定年退職後に家で夫婦二人、顔を付き合わせているよりも、お互いに自分の時間を持つのも大切。
ゴルフや釣り、ましてや競馬やパチンコに行くよりも、水彩画教室でスケッチに行くというと、奥様も喜んで送り出してくれると70代の男性が話していました。
あらかじめ絵具をセットしたパレットと筆、小さなスケッチブックと鉛筆さえあれば、旅先でもささっとスケッチを楽しめます。
写真で撮るよりも、時間をかけて風景の中に身を置くことで、思い出深い旅になるでしょう。

絵を描くのは好きだけど色を塗ると失敗?

昔からスケッチやイラストを描くのが好きな人も、絵具で色を塗ったら失敗したという経験談もよく耳にします。
小学校から水彩絵具を使った絵を描いて(あるいは描かされて)きたのにも関わらず、意外と塗り方を教わった覚えがないのでは?
それもそのはず、学校の美術の時間には絵画だけではなく、版画や彫刻、粘土や工作など幅広く教えなくてはならないので、水彩絵具に触れるのは1年に何時間あるというのでしょう? なかなか教え切れるものではありません。
短い時間の中で、乾き切らないうちに絵具を使って色を塗るというのでは、失敗も当たり前です。

色鉛筆にない振り幅

そんな苦い経験があるので、大人になって色を塗るとなると色鉛筆に頼りがちです。失敗が少なく手軽だからかもしれません。
でも水彩は一度コツを掴んでしまえば、色鉛筆より一気に広範囲を塗ることができます。意外と重ね塗りにも向いていて、さまざまなテクニックを駆使すれば、一見油絵のような作品も描けるのが魅力です。
水彩絵具は油彩や日本画ほど絵具が高価ではなく、使用量も多くはないので、経済的な側面もオススメの理由です。

私が主催している水彩画教室はいずれもビギナー向けにプログラムを組んでいます。何から始めたらよいかわからないという方にピッタリの塗り方を学ぶ易しい講座です。
詳しい日時や場所については、「熱海教室」または「横浜教室」をご覧ください!

マスキング液の練習

皐月。天候にも恵まれているのに外出自粛でスケッチにも行けず、何かしらストレスを抱えているのか、悪夢で目覚めることもあり、ぐちゃぐちゃの心象画のような抽象画でも描こうかと気持ちに。でも庭のモミジが新緑に揺れているのを見て、モミジでマスキング液の練習をしようと思い立ちました。
特に下書きもなし。適当に葉っぱの重なりだけを意識してマスキングをしていきます。

マスキング液を塗る→マスキング液を乾かす→薄く緑を塗る→絵具を乾かす→マスキング液を塗る→乾かす…この時間のかかる工程を3回。

マスキング2

葉っぱの重なりも何度も塗っているうちによくわからなくなってきました(汗)。
マスキング液をはがしてみないと、実際どうなっているのか分からないので、歯を食いしばって、自分を信じてそのまま作業を進めます。

マスキング3

モミジの部分は影を濃いめに入れて厚みが感じられるようになりました。
右下にもぐちゃぐちゃな精神性を表したマスキング液。計画性がなかったので、何となく頭に浮かんだ水辺を描くことにしました。

心象風景です。おおよその色が塗れた時点で、モミジ部分のマスキングをはがしてみました。
全体を見ながらさらに濃淡をつけていきます。

できあがり。
重なるモミジの葉を表現できたので、マスキング液の練習にはなりました。秋には紅葉を描けるかな…。