北海道スケッチ旅行

6月の北海道へスケッチ旅!

今は札幌に住む、サンディエゴ時代の友人が「小樽に別荘を建てた」というので遊びに行ってきました。
これまであまり北海道に縁がなく、今回で人生4回目の北海道旅行でしたが、お花が綺麗な6月の北海道は初めてで、富良野・美瑛も行きたい!とワクワク。折しも梅雨入りした関東は急に夏日が続いていたので、湿気のない初夏の北海道は爽やかで快適でした。
小樽の海の見える高台にある素敵な友人宅での楽しい時間はさておき、今回は9月の「日本スケッチ画会展」に出すためのスケッチも旅の目的でしたので、ブログではスケッチポイントについてご紹介します。

小樽運河

運河沿いの石造りの倉庫が魅力的な小樽

小樽では運河を描きに行こうと決めていました。明治期に建てられたという大きな石造りの倉庫が並ぶ運河には観光船も通り、韓国や中国からの観光客がたくさんいました。
まずは運河沿いの散策路にて「これぞ小樽」というスケッチを1枚。さらにガラスやオルゴール、銘菓などお土産物店がひしめく堺町のメインストリートで歴史のある建物群をスケッチ。建物が並ぶ構図の場合はスケッチにも時間がかかるので、小一時間でペン入れまでして、宿泊先で着色しました。

石造りの倉庫は風情がある

ラベンダーをはじめとする花畑を巡る富良野・美瑛

友人の運転する車で富良野へ。「鳥沼公園」「風のガーデン」「カンパーナ六花亭」「ファーム富田」を回り、さらに美瑛へ―「白金 青い池」「白ひげの滝」「四季彩の丘」。精力的に観光スポットを回ったので、この日はスケッチはせず、写真撮影(取材)にとどめました。
こうした「取材」は画家にはよくあることで、できるだけその場の雰囲気、空気感を記憶にとどめ、気持ちが盛り上がっているうちに作品にするのが良いと思います。

レンタサイクルで巡る札幌

札幌では電動機付自転車を借りて観光スポットを回りました。横浜や東京でも利用しているドコモの貸し自転車アプリが使え(札幌では「ポロクル」という名称)、街のあちこちにある自転車ポートでこまめに貸出・返却をすることで、スケッチの時間を取りました。
まずは北海道大学。以前来たときもスケッチをしましたが、今回自転車で広大な敷地を回れたのが良かったです。奥の方にあるため行ったことがなかった札幌農学校第2農場は朝の空気感が素敵でした(写真が下手すぎて掲載できません…作品を見に来てください(笑))。

中心部では道庁の歴史的な建物が修繕工事のため見られなかったのは残念でしたが、再び自転車を借りて、大通公園、時計台、旧永山邸を見学し(スケッチはなし)、サッポロビール園で赤レンガの建物をスケッチしました(ビール博物館は以前見学したので入館せず。ビールも飲んでません…残念)。

今回の「北海道旅行の思い出」の作品は、9月16日から東京の「ギャラリーくぼた」で始まる「日本スケッチ画会展」にて3~4枚お披露目の予定です(もっと描いてるけど)。自宅に戻ってからも楽しかった北海道を思い出しながら描いていますのでお楽しみに♪