スケッチで巡る湯河原・湯元通り界隈

「スケッチで巡るシリーズ」第4弾・湯河原・湯元通り界隈

湯河原万葉公園から奥湯河原方面へ緩やかな坂道を歩くと、両サイドに伊藤屋・藤田屋・富士屋旅館など伝統ある温泉宿が並んでいます。さらに脇道を逸れても温泉宿が数々あるのが湯河原温泉――そこかしこに温泉櫓があるのが温泉街として栄えた当地の特徴と言えるでしょう。

温泉櫓があちこちにある湯河原

きび餅で有名な小梅堂は歴史を感じる佇まい。朝早くから営業していますが、売り切れると閉めてしまうので早めに行くことをおすすめします。

きび餅などで有名な小梅堂

藤木川沿いには赤い橋などいくつか橋が並び、川沿いは桜や紅葉の季節は格別です。夜も浴衣姿でそぞろ歩く観光客の姿など風情があります。

石畳がきれいになった湯元通り

湯河原美術館はかつて旅館だった赤いレンガ造りの立派な建物です。平松礼二さんをはじめ湯河原にゆかりのある画家の作品を鑑賞した後は、併設のカフェで一休み。庭を眺められるテラスはペットもOK、足湯もあり、赤いパラソルがお洒落です。湯河原でも名高い豆腐屋・十二庵の系列店とあって、豆乳スープやがんもサンドイッチを味わえる上、毎月の企画展示でアートに触れられるのも嬉しいところ。

テラスも心地よい美術館カフェ