私が好きな日本の水彩画家――笠井一男先生
色で魅せる風景画
ここ数年インスタなどのSNSが発達したおかげで、世界各国いろいろな画家の作品をスマホで見ることができるようになりました。もちろんSNSなどやっていない画家も多いのですが、昔は考えられなかったようなご縁をSNSでいただくこともあり、便利な世の中になったなと感じます。
私がフォローしているたくさんの画家の中で、深く感銘を受けているのは笠井一男先生です。インスタを見て、さらにブログも拝見し、南青山で個展を開催されることを聞き、足を運んだのは数年前、確かコロナの前でした。
笠井先生の風景画はYouTubeでも描き方を見せてくれているように、初めにバーンと大きな面に色を置くところが興味深いです。思い切りの良い塗り方で、鮮やかな色の組み合わせが美しく、色で魅せることにこだわりを感じます。
私は風景画を描く際、建物など細かく描きこみがちなのですが、笠井先生のように省略するところは省略して、主役を際立たせることは大事だなと、真似したい画家ナンバー1です。
7.3万人もフォロワーがいるインスタグラムはこちら
