湯河原・幕山公園の梅林と登山とロッククライミング

これまでブログには私が参加する展覧会の告知や一般的な水彩画の描き方などを書いてきましたが、これからはもっと地元の情報や訪れた展覧会の情報をたくさん載せていこうと思います。

梅の宴の時期に幕山公園へ

今回は初めて「梅の宴」を開催中の幕山公園に行ってきました。子供が幼稚園の頃の親子遠足、息子のサッカーチームのバーベキュー、水彩画サークルのスケッチなど、普通の時期には訪れたことがありましたが、梅の時期は実は初めて。
駐車場の混雑を避けるため湯河原駅から臨時バスが出るこの時期は各地からたくさんの観光客が訪れます。今回は幕山山頂への登山(ハイキング)が目的だったので、オープン前の8時に到着、9時までの駐車は第5駐車場という最も遠い駐車場でしたが、たくさんのハイカーやクライマーがすでに準備を始めていました。私たちもハイキングの用意を持って梅林へ。

幕山の麓には4000本もの梅が咲き誇ります(写真の日は7分咲き)

初めての幕山登山(ハイキング)

湯河原梅林は幕山のふもと全体に4千本もの梅の木があるため、遠くから見ても圧巻の眺めです。「梅の宴」の期間中、週末はたくさんの出店も並び、狂言やダンス、音楽などのイベントも盛りだくさん。非常に多くの観光客が訪れるのですが、朝8時半はまだそれほどでもありません。私たちも梅を鑑賞しつつ山を登り始めました。

梅林の梅はいろいろな種類があり、斜面に整備されたハイキングロードを歩きながら写真撮影。上の方には「幕岩」と呼ばれるロッククライミング向きの岩がそびえています。ロープやヘルメットを持参したクライマーたちが上り始めていました。
梅の木々が途絶えるところには「ここまで」という看板があり、山登りスタートです。山道も丸太で階段が作られていたり、初心者でも歩きやすい道でした。道の半ばくらいに休憩所がある他、真鶴半島が見える場所も続くため、歩きながら景色も楽しめました。
山頂には「626m」と書かれた写真スポットがあるので、決して高い山ではありません。子供たちが小学生のころに遠足で山頂まで上ったことがあり、気軽に登れることは確かです。

山頂から別のルートで下山する予定でしたが、2月末の山頂には雪が積もっていたため、周回コースで雪を堪能するにとどめました。
下りはなかなか膝にくる上、10時を過ぎて登山客が増えてきました。お互い道を譲りあい、挨拶しあうのも登山の良いところですね。
梅林まで戻ってくると、幕山公園は人であふれかえっていました。幕岩にはロッククライミングのロープが何本もかかり、ハイキングを楽しむ人、梅のソフトクリームなど湯河原名物を味わう人、ステージ前でイベントを待つ人…、梅の時期のすごさを感じた週末となりました。

住所 神奈川県足柄下郡湯河原町鍛冶屋923
アクセス 【バス】
JR湯河原駅より 幕山公園行バス に乗車 終点「幕山公園」バス停下車(乗車時間 約15分)