夏の1日水彩画体験講座 in 熱海

春に好評だった1日水彩画講座を熱海ガス・レモナキッチンにて再び開催します。「水彩画をやってみたい」という方にぴったりの1Dayワークショップ。材料や道具もご用意しますので、手ぶらでご参加いただけるスタイルです。

レモナキッチンは熱海駅から徒歩5分で駐車場もあり、とても便利なロケーション。会場は木のぬくもりが感じられ、コーヒーなどを飲みながら講座を受けられる快適な空間です。暑い夏が近づいていますが、涼しく快適なお部屋でコーヒーでも飲みながら、アートな時間を過ごしてみませんか?

真っ白な画用紙の中に一つの作品ができあがるのが楽しみ♪

2022年7月11日(月) 10:00~13:00 
参加費 2,500円  要予約

熱海ガス本社レモナキッチン  
熱海市春日町16-53  0557-83-1172

ご予約はレモナキッチンのサイト または 上記お電話にて

7月ですので、夏らしい作品をみんなで楽しく作りましょう♪ たくさんのご参加お待ちしています!

横浜戸塚教室

横浜駅から電車で10分。戸塚駅近くの柏尾川散策コース。

横浜の戸塚では2つの水彩画教室を開講しています。
いずれもビギナー向けで少人数、デモンストレーションを見ることで段階的に水彩画の着色テクニックを学びます。静物、風景、イラストなど様々なモチーフを用い季節感あふれる絵を描きましょう。

土曜日 月1回 駅近
「M&Aカルチャー ビギナー向け水彩画教室」
毎月第4土曜日 13:00~16:00(←2021年4月より変更) 
交流広場とつか
参加費 2,000円/回(初回のみ200円別途)

水曜日 月2回 サークル 格安
「水彩画サークル オレンジ」
毎月第1・3水曜日 13:00~15:30
コミュニティハウス倉田
参加費 3,600円/3ヶ月

関連: 横浜戸塚教室 (固定ページ)

熱海教室(3月から会場変更)

熱海では市役所や大型スーパーのある中心部にて水彩画教室を2021年4月に開講しました。
ビギナー向けで少人数、デモンストレーションを見ることで段階的に水彩画の着色テクニックを学びます。静物、風景、イラストなど様々なモチーフを用い季節感あふれる絵を描きましょう。

火曜日 月2回 便利な市街地
「熱海で学ぼう ビギナー向け水彩画教室」
毎月第2・4火曜 13:00~15:00
熱海市清水町17-21 Izu My Room(伊豆毎日新聞社2階)
参加費 4,000円/月 (初回のみ材料費500円別途)
対象 中学生以上

関連:熱海教室(固定ページ)

静岡県と神奈川県の県境、熱海市泉地区でも絵画クラブに携わっています。こちらは熱海・湯河原・真鶴に広く会員がいて、ビギナーから経験者まで和気あいあいと絵を描く時間を楽しんでいます。

日曜日 月2回 サークル 格安
「絵画クラブ アートサロン」
毎月第1・3日曜 13:00~15:00
泉公民館 屋外スケッチの場合もあり
参加費 3,000円/3ヶ月
※2021年12月現在、定員に達したため新規入会を停止しています。
詳細はホームページ (外部サイト)

私のビギナー向け水彩画教室

教室のスタイル 
―デモンストレーションを見て学ぶ

アトリエおらんじゅが主催する「ビギナー向け水彩画教室」では、季節に合ったモチーフを決め、デモを通して段階的な着色方法を学ぶのが基本スタイル。


絵具を塗ったら失敗?

水彩画を学ぼうとレッスンに来てくれる方は、もともと絵を描くのが好き、あるいは得意、という方が多いでしょう。でもせっかく上手に描けた下絵を、着色の際に台無しにしてしまうこともよくある話です。例えば、絵具が乾いていないうちに修正を試みて絵具が滲んでしまう、などの失敗例が多いです。


塗り方を学ぼう

水彩絵具の塗り方・手順が身につけば、自分の描きたい絵を思い通りに描けるようになり、絵を描くことがもっと楽しくなるでしょう。
そのために私の教室では皆さん同じモチーフにトライしてもらい、着色のテクニックを身につけることを目的としています。
アメリカでの教室経験から、同じ絵を描いているようでみんな違った作品が出来上がることも知っています。それでも、私の教室では「空の色を自由に変えてOK」など、皆さんが「自分らしさ」を出せる“余白”を設けるようにしています。皆さんの出来上がり作品を並べて鑑賞する時間は、それぞれ個性が出ていていつも面白いです。

風景を描く 写真ではない手書きの良さ

江ノ電のある風景を描くため取材した鎌倉高校前駅

省略や再構成は効果的に

風景画を描くことは、現実そのままに描くことではない。現実通りなら写真で十分。最近は写真をパソコンやスマホで自由に加工もできるから、素人でもちょっとコツを飲み込めば「インスタ映え」する写真を作ることは可能だ。
こんなにテクノロジーが発達しているのに、それでもアナログな手法で絵を描く。しかも描き手の想像力・創造力から生れ出たファンタジーや抽象画やイラストではなく、愚直に絵具と筆で風景画を描く。うーん、何でだろう?(笑)

そんな根本的な問題はさておき、風景写真との違いは、絵は自由に切ったり張ったりできること。色も自由に変更できるし、筆致や絵具の濃さなどでさまざまな表現が楽しめる。
私も木々が邪魔で描きたいものが見えないときは少し位置をずらしたり、変に空間があいてしまう時は何かしら描き加えたりする。もちろん下手にやると作為的になってしまうので、不自然にならないよう考える。

何気なく歩いている時に綺麗だなと感じた光景を撮影しておく

メイン(主題)を決める

「絵も定食と同じでメインがあって、副菜や汁物のようなサブメニューは手を入れすぎない」とは高校時代の恩師の教え。
一番描きたいものにはしっかりと手を入れ、周りはぼかしたり薄くしたり、見る人に何を描きたいのか伝わるように表現方法を変える。ファインダーを覗いてどこにピントを合わせるかを決める写真も同じだと思う。

色も自由に変更して構わない。例えば金閣寺を派手なピンクに塗ったら宗教施設なだけにちょっと不謹慎な気さえするが、そもそも金色を再現するために黄色系絵具を駆使するだろう。影の部分を青や紫がかったグレーで表現する人も多いはず。川の流れを表現するのに、本来透明なはずの水に水色を使う。そう考えると絵を描くときは誰でも自然に色を変更して描いていることになる。
色を自由に選ぶのであれば、全体としてまとまりのある系統の色を使うのがいいだろう。時には反対色を並べて目立つようにすることもあるし、同系色でまとめることもあるだろう。
何しろ、絵は自由なのだから。アートイズフリー!

有名スポットを描くのも勇気がいる…?

私は油絵をやっていた高校生の頃から風景画を描くのが好きだ。
人物や静物、イマジネーションを働かせたイラストなど、水彩画にもいろいろあるけれど、なぜか風景画が一番好きだ。
中でも建物を描くことから私の水彩風景画は始まった。教会や寺院など有名な観光スポットを描くことも多い。観光も兼ねて、スケッチや取材に行くのも楽しい。だが、観光スポットで記念撮影をする時のような風景を絵にするのは少々難しい。人が多すぎることや、ありきたりな構図なら写真で十分だからだ。

みなとみらいのビル群をいかに魅力的に描くか?

風景画の場合は、展覧会で絵を見た人がすぐにどこか分かる、よく知られた場所であることがお客様を惹きつける理由の一つであったりする。もちろん絵として美しいことは言うまでもないが。ただ有名な建物の場合、ちょっとした歪みや色など現物との違いまで見抜かれやすい。寺社や城は経験上、細部まで正確に描くのは非常に根気がいるので、どーんと画面の中央に描くのはビギナーにはハードルが高い気がする。その場合は建物全体を描かずに、近くに生えている木々とともに一部分を切り取った絵にするのもひとつの手だろう。

日本丸の総帆展帆を狙ったが、あいにくの曇り空。
でもそこは絵なので、なんとでもなる!

構図が大事

風景画でまず大切なのは構図だと思う。
風景の切り取り方は描き手によって様々だ。私は油絵をやっていた頃の構図の切り取り方(当時はもっとごみごみした部分を描いていたのだが)を自分のスタイルとして残している。

近年は建築物そのものよりも、普段の生活で目にする(有名な場所ではない)普通の街角を絵にしたいと思うようになった。生活感のある町並みや商店街、田舎ののどかな光景など、絵になる風景はどこにでもある。写真映えしない(もちろん撮影する人によっては素敵な写真になるのかもしれないが)景色であっても、絵にする時にどれだけ芸術的に雰囲気を醸し出せるか、そこに画家の腕がかかっているのかもしれない。
そのような、ある意味チャレンジで初めて描いた街角の絵は、ごみごみした商店街の雨の夕暮れ時で、とても苦労したのを覚えている。出来が良いのか悪いのか分からないまま展示したところ、なぜか見る人にノスタルジーを感じさせたようで、買ってくれる人まで現れた。
見る人の琴線に触れるかどうか。それは難しい課題だけれど、とにかく自分のスタイルで風景を描く。これからも挑戦が続く。

始めよう!楽しい水彩画

水彩画をやってみたいけど、何から始めたら良いか分からない?

手軽に始められる水彩画。
子供が使った、あるいは子供の頃に使った道具が、実は家のどこかにあったりして、馴染みやすいのもアドバンテージです。
家になくても100円で売られた筆やパレットで始められるのも魅力。

趣味としてオススメの水彩画

定年退職後に家で夫婦二人、顔を付き合わせているよりも、お互いに自分の時間を持つのも大切。
ゴルフや釣り、ましてや競馬やパチンコに行くよりも、水彩画教室でスケッチに行くというと、奥様も喜んで送り出してくれると70代の男性が話していました。
あらかじめ絵具をセットしたパレットと筆、小さなスケッチブックと鉛筆さえあれば、旅先でもささっとスケッチを楽しめます。
写真で撮るよりも、時間をかけて風景の中に身を置くことで、思い出深い旅になるでしょう。

絵を描くのは好きだけど色を塗ると失敗?

昔からスケッチやイラストを描くのが好きな人も、絵具で色を塗ったら失敗したという経験談もよく耳にします。
小学校から水彩絵具を使った絵を描いて(あるいは描かされて)きたのにも関わらず、意外と塗り方を教わった覚えがないのでは?
それもそのはず、学校の美術の時間には絵画だけではなく、版画や彫刻、粘土や工作など幅広く教えなくてはならないので、水彩絵具に触れるのは1年に何時間あるというのでしょう? なかなか教え切れるものではありません。
短い時間の中で、乾き切らないうちに絵具を使って色を塗るというのでは、失敗も当たり前です。

色鉛筆にない振り幅

そんな苦い経験があるので、大人になって色を塗るとなると色鉛筆に頼りがちです。失敗が少なく手軽だからかもしれません。
でも水彩は一度コツを掴んでしまえば、色鉛筆より一気に広範囲を塗ることができます。意外と重ね塗りにも向いていて、さまざまなテクニックを駆使すれば、一見油絵のような作品も描けるのが魅力です。
水彩絵具は油彩や日本画ほど絵具が高価ではなく、使用量も多くはないので、経済的な側面もオススメの理由です。

私が主催している水彩画教室はいずれもビギナー向けにプログラムを組んでいます。何から始めたらよいかわからないという方にピッタリの塗り方を学ぶ易しい講座です。
詳しい日時や場所については、「熱海教室」または「横浜教室」をご覧ください!

水彩テクニック

水彩画というと小学校や中学校の図工・美術の時間に経験するものの、意外と上手に塗るテクニックを習わずに終わってしまう。ちなみに学校で使う水彩は「不透明水彩」、大人の習い事で多いのは「透明水彩」、メディアも違う。

「薄い色から濃い色へ」
薄い色から塗り始め、段々濃い色を置いていくのは油絵とは逆。また私は黒と白を使わない。黒は3色程度の色を混ぜて表現し、白は紙の白さを塗り残すことで表現する。マスキングメディアを使うのもこのため。例外は、敢えて最後に白を入れる場合で、水彩の白では弱すぎて他の色に負けるため、アクリル絵の具の白を使用。

「色を重ねる」
水彩画は一発勝負で重ね塗りはしないと思っている人が多い。また、塗ってしまったら消せないと思っている人が多い。
それが違うんですよ! 
私の教室では何度も何度も重ね塗りをする。もちろん重ねずにチューブから出した純粋な色をキープする方が大事なこともある。同じ色を重ねることもあれば、違う色を重ねることで深みのある色合いを出すこともある。
消す方法もいくつかある。一番びっくりされるのは「ゲキオチくん」を使うこと。

「乾いてから塗る」
隣合う別の色を塗る時に、先に塗った色が渇いていないと、当然のことながら色が混じる。混じることを意図している場合は良いが、はっきりと境界を塗り分けたいときは、もちろん乾いてから塗る。その時間的な余裕が、学校の授業ではないことが多く、思った通りにならなくて焦って塗りなおして自滅、というパターンが多かったように思う。
私の教室では時間短縮のためにドライヤーを使うこともある。ドライヤーの風で表面の絵具が飛び散ってしまわないよう、ある程度紙に浸み込んでから使う。

「にじみ/ぼかし」
水彩絵具の面白さは水の力で色が滲んでいくこと。経験を積めばある程度にじみ方を予測できるが、意図せずできた水のにじみなどは、却って作品を面白くしているような気がして、敢えて修正はしない。
塩を振るのも面白い効果が出るので時々使用する。教室でも体験してもらっている。

書ききれないほどある水彩テクニックについては記事を読むより、実際やってみるのが一番。私の教室では様々なテクニックを身につけて、自由自在に水彩絵具を操れるようになり、自分が描きたい絵を思う存分描けるようになって欲しいと思っている。

ペン彩画との出会い

帆船はペンで描いたほうが描きやすい気がする

ペンと水彩で描く

日本に帰国したらペンの線を生かした風景画に挑戦してみようと思っていたので、五十嵐吉彦先生を中心に各地で活動している「水陽会」の系列クラスに入った。

「水陽会」の中でもペンを使った「ペン彩画会」には、「ペンによるスケッチの線を活かし、透明水彩絵具で彩色し白地を活かして、光と影の表現を尊重し、サイズはF4主体‥」とある。

簡単な道具だけでよい。旅先でささっとペンでスケッチをして、透明感のある水彩で風景画を仕上げるのに、F4というカバンに収めやすい大きさ、そして形を取ってあとは塗るだけという気軽さ。「水陽会」のメソッドは、余暇に絵を描いて楽しもうという人にも簡単にチャレンジできるスタイルとしておすすめである。

日本ペン彩画会のサイト

PIGMAのペン
愛用しているPIGMAのペン

もともと絵を描くのが好きだった私はイラストを描くのにサクラのPIGMAというペンを愛用しており、趣味で漫画のようなイラストを描いていたころは0.01という極細のペンを使っていた。風景画を描き始めてからは0.4が多い。このペンは描きやすく、水彩絵の具を使ってもにじまないのが良い。

私が初めてペンでスケッチ画を描いた時の失敗を記しておこう。

印刷に向くイラスト画しか知らなかった私は全部の線をペンで描いてしまい、先生に「描きすぎ」と注意される羽目に。風景画では遠くにあるものは薄く表現するので、ペン入れするのはメインとなる建物ぐらいでよかったのだ。ペンで描いてしまったら消せないので、「どこまでペンで描くか」というのは初めは判断が難しい。

ペンで描くと楽なのは、船や寺院など複雑な形状のモチーフ。

逆にペンで描かないほうがいいのは、木々、石ころ、雲など、メインを盛り立てるものたちである。

最近はよほど入り組んだ線や暗い影に沈んだ建物の一部以外はペンを使わなくなった。だが鉛筆の線は絵の具の水分で描いているうちに消えてしまうので、ビギナーにはペンをおすすめしたい。きちんとペンで描いておけば、あとは塗り絵のようにさっと色をつけるだけで形になるからである。

オーダーアート(請負制作)

請負制作

「自宅から見た風景を描いて欲しい」
「お店の外観を描いて欲しい」
「ペットの似顔絵を描いて欲しい」
「家族の記念になる絵を描いて欲しい」

オーダーアートは自分だけのために自分だけの絵を描いてもらうという世界に一つだけの作品です。写真とは違った手書きの持つ温かみや作家の思い入れを感じることができる絵画をご自宅や店舗などに飾りませんか?

イメージを膨らませてオーダーにおこたえすることも(写真は一部分)

家から見える風景や近隣の街並み、お気に入りの場所などを水彩画で表現します。あらかじめの取材やお客様の好みを聞きとり、約1ヶ月で作品に仕上げます。(価格は2万円~)
お店のファサードなどを描き、お店のパンフなどに掲載するのも良いでしょう。
ペットの思い出にアニマルポートレートなども承ります。

動物画 アニマル・ポートレート

犬や猫などペットとして動物を飼っている方からアニマルポートレートをお願いされることもある。写真と違って、お名前やその子らしいお花や好きな遊び道具などを添えて、きちんとしたポートレートとして描くことが多いので、世界で一つだけの思い出の品となる。特に天国へ行った後に依頼を受けることが多いのはそのためだろう。

オーダー時にいくつかの気に入った写真とエピソードをもらい、気持ちを込めて描いています。(制作期間は約1ヶ月、額もつけて1万円~)

水彩画 私の道具

私が普段使っている水彩の道具を紹介します。

・絵具…色は18色。黒と白は使わないが、ハイライトとして入れる白だけはアクリル絵具。
 私は風景画を描くので、自然の色を多く使用するため茶・青・緑が豊富。
詳しい絵具についてはコチラ
 

・筆…平筆と丸筆、それぞれ大中小とあればいい。特にこだわりのメーカーはないが、数千円するものもあるので、買うときは値段をチェックしたほうが良い。
私は比較的硬めの筆が使いやすいと思う。子供の絵具セットはやたら柔らかい筆が多く、非常に使い勝手が悪いので、娘が夏休みの絵を描くときは筆だけは貸してあげている。

・パレット…スケッチに出かけるときに持ち運びやすいよう100均の手のひらサイズを使っていたが、色を入れる小さいスペースが12個しかないので、上にあげた色全部が入らないので、青い絵具を4種類ぐらい新規導入したのを機に大きめのパレットを購入。1500円くらいだったように記憶している。
近頃の水彩絵の具は質が良いので、固まっても水で溶かせばすぐに使える状態になる。そのため、私はほとんどパレットを洗うことがない。混色する大きいスペースも、なんとなく赤系・緑系・茶系・青系を作る場所として自分で決めているだけである。

・筆洗…100均の3個が重なるタイプを愛用している。筆に水を含ませる・筆を洗うだけのものなので、なんでもいいと思う。持ち運び用に蓋のついた瓶を使う人も多い。

・紙…道具にはあまりこだわりがない私だが、水彩用紙だけはこだわりがある。と言ってもアメリカで水彩を始めたころの近隣の画材店にはカンソンのストラスモアかアルシュの2種類しかなかったので、初めはストラスモア、上達したら高価なアルシュを使うようになった。
日本に帰国したら水彩用紙の種類が豊富なことに驚いた。全部の種類を使ってみたわけではないが、今はアルシュの緑色の表紙のものとウォーターフォードの紺色の表紙のもの、ブロック型で300g/㎡の厚さで荒目か中目を使用している。大きさはSMサイズからF4、F6、F8など。

・鉛筆…下書き用で基本的に何でもいいのだが、三菱鉛筆のBを使用。

・消しゴム…こちらもなんでもいいのだが、MONOのよく消える消しゴムを使用。

・カッターナイフ…鉛筆を削るため。荒目だと結構鉛筆の減りが早いから鉛筆削りを使っていない。時々は画用紙の表面を削って白い線を入れるのにも使用。

・定規…15センチくらい。建物や遠近法の下書き用。

・ペン…サクラ製のピグマで太さは0.5か0.4。基本は黒。セピアもある。

・水筆…野外スケッチ用で短時間に着色したいときは水筆が便利。時々立ったままSMサイズにささっとスケッチしてなんとなく色づけし下絵として使うこともある。
マスキング液を塗るのに専用の水筆も作った。

・ティッシュかキッチンペーパー…水分を拭き取ったり、消す時に使う。

・マスキング液…波や川を描くときの水の泡や細い線など白抜きしたいときに使う。【ホルベイン】のマスキングインク466を使用。

・塩…水たっぷりのウェットな状態で色を塗り、上から岩塩を降りかけると味のある模様ができる。

・霧吹き…ウェットな画面を作るときなどに使用。100均の手のひらサイズのボトルを使用。

・メンバーズカードのような硬めのカード…ウェットな状態でカードの角で引っ掻くようにして木目などを表現するのに使用。

・ペインティングナイフ…油絵を描いていたころに使用していたナイフだが、ブロック型の用紙を、絵が完成したら1枚はぎとるのに使用。

水彩画1日体験講座の様子

ウッドデッキもあるレモナキッチンの入り口

2022年5月16日、熱海ガス本社レモナキッチンにて開催されたのは「水彩画をやってみたい」という方にぴったりの1Day講座。材料や道具もご用意し、気軽にご参加いただけるスタイルです。

レモナキッチンは熱海駅から徒歩5分で駐車場もあり、とても便利なロケーション。会場は木のぬくもりが感じられ、寒い日にはストーブの火がゆらめく、快適な空間です。
今回は定員7名に対して6名の素敵な女性たちがご参加くださいました。皆さん、絵を描くのがお好きで、水彩画の道具も持っている方も。

春の講座なので、この日のモチーフはチューリップ。描き上げたら文字を入れてカード風に仕上げます。
水彩絵具は学校教育でも使用するので身近な道具ではありますが、意外と使い方を習わないものです。
濡れているうちに別の色を塗ると滲むので、はっきりさせたい時は乾いてから塗る、薄い色から始めて濃い色を塗り重ねていくなど、水彩画の基本をお話しました。
普段の教室でやっているように、デモンストレーションを見ていただき、少しずつ段階的に塗っていきます。
花の色は好きな色を選んでもらい、塗り始めると真剣な面持ちで集中されていました。仕上げに近づいてくると全体を見ながらバランスを考えたり、文字入れを工夫したり、皆さんの個性が光りました。

1日で1枚を描き上げるので、ワークショップでは決まったモチーフを扱いますが、その中で水彩絵具の扱いに慣れ、少しずつテクニックを身につけることで好きな絵が好きなように描けるようになります。
今後もレモナキッチンを初め、いろいろな場所で開催予定ですので、興味のある方は当ブログやインスタグラムでの告知をお待ちください。

塗っている最中は集中していて静かです(笑)