11月湯河原・真鶴アート散歩の楽しみ方
アート散歩とは
今年で11回目を数える「湯河原・真鶴アート散歩」は有志の運営するイベントで、毎年11月に個人のお宅などを会場にオープンする「わたくし美術館」。詳しくはサイトを見ていただくとして、ここでは私なりのアート散歩の楽しみ方をご紹介します。(私自身の出展情報は前の記事参照)
真鶴町と湯河原町、熱海市泉まで広大なエリアに点在する70もの会場は、公共施設、店舗、個人のお宅と様々なので、全部を一度に回ることは不可能です。私はいつも何回かに分けてエリアごとに1日で5~8会場くらい回るようにしています。とりわけ初参加の会場と絵画関係は外せないので、エリアとオープン日時から検討して、うまく回れるようスケジュールを組みます。
以下を参考にして、アート散歩を存分にお楽しみください♪

コースを考えるコツ①オープン日時をチェック!
アート散歩の会場は町内に点在している上、オープン日時が参加会場に委ねられているので、11月の間に2日間しかオープンしていないとか、週1回だけオープンという会場をまずチェック(パンフ17・18ページ)。希少な機会に絶対行きたいと決めたら、その日にオープンしている他会場を探し、時間もしっかりチェックして効率的に回ると良いでしょう。
オープン日時が少ない会場は以下の通り
【2~3日間しかオープンしていない希少会場】
No.6八亀庵 2・3日のみ
No.19門川倉庫十番 7・8日のみ
No.39西川聡・大隈美佳1・2・3日のみ
No.47モリザワ商店 22・23・24日のみ
No.61ミルテの花 15・16日のみ
No.65無名庵 7・8日のみ
No.67あしゃぎ 1・2日のみ
No.68カフェうたたね 29・30日のみ
No.73インク瓶美術館 15・29・30日のみ
【週1回オープンの会場】
No.70POPOCO 火曜のみ
No.40+MOKU 金曜のみ
No.31スペース吉浜 土曜のみ
No.34アトリエ草丹羽 土曜のみ
No.43井上梓日本画展 日曜のみ
②イベントの日時をチェック!
アート散歩では手先を使ったワークショップや、コンサートを楽しむといったイベントも開催されます。(パンフの15・16ページ参照)これらに興味のある方はイベントの日時をチェックして、その前後に他会場を回るようスケジュールを組みます。
エリアを絞って1日で6会場以上を廻るコース例
全会場を一気に回るのは不可能なので、まずは訪れる日を決めたらスケジュールの表でオープン時間、エリアの地図を見ながら、回る順番を効率良く決めていくと良いでしょう。
以下は地図を見ながら考えてみた一例です。車移動を想定していますが、駐車場のことは考慮していないので、バイクで回るのがベストです(汗)。
徒歩ではこんなにも回れませんので悪しからず!
コース例 11月2日(日) 吉浜エリアを中心に
10時からオープンしている吉浜の海側にあるNo.41(木工在る)※近いのにNo.42がその日は開いていないのが残念、No.43(井上梓日本画展)を見て、線路をくぐって山側へ移動し、No.45(パンのある暮らし)、No.39(西川聡・大隈美佳)、No.38(アロマロースト)、13時を過ぎていたらNo.37(小倉家具工房)、あとは真鶴から湯河原へ向かうバス通りに近いNo.29(型染工房たかだ)、No.28手織り工房Jomonを廻りながら鍛冶屋方面へ。No.25(木彩画工房湯河原)、No.24(大正ロマンの生活)も寄りたいところ。※3日(月)ならNo.25の代わりにNo.26(ORANGE-SIDE)という手もある。
コース例 11月5日(水)平日に希少なオープン日を狙う!
平日のほうが開いている場所が少ないので、ゆっくり11時オープンのNo.30(みかんのはっぱ)からスタート(その前に朝早く9時からオープンのNo.29(型染工房たかだ)に寄るのもおすすめ)、JR線路より北側の県道を進み、No.48(みちのぱん)に寄り、岩方面に降りてNo.52(真鶴独立岩の会)※この日は15時まで、13時を過ぎていたらNo.51(ひるさいどハウス)と、なかなかアップダウンの激しいルートになるが、オープン日時が少ないので頑張っていってみたい。湯河原方面に戻るなら、午後の短い時間のみオープンしているNo.25(大正ロマンの生活)、No.9(ギャラリーマダムミヨコ)を目指したい。
コース例 11月8日(土)泉・湯河原エリアを中心に
10時からオープンしているNo.3(アトリエ鳥舞)、No.4(美術館カフェand garden)と隣接のNo.5(湯河原美術協会)を見て、いざ泉の山奥へ。11時オープンのNo.1(Swing Garden)とNo.2(泉の山とミクロモザイク)を見た後、山を下りて駅方面に向かい、ランチをしてNo.10(空き家)、No.9(ギャラリーマダムミヨコ)、No.11(駅前の居場所)、No.17(TENPONESS)あたりまで回れるでしょう。余力があれば、No.13(アートたかはし)、No.15(BAC’sカンパニー)、No.16(ゲストハウス小鉄)も行きたいところ。
いかがでしたか? アート散歩のパンフレットは冊子状で見るのが大変というお声も聞くので、スケジュールの組み方を紹介してみました。
ここで考えたルートはほんの一例です。
私自身は上記のルートを廻れるか分かりませんが、道が狭いエリアがあったり、駐車場がなかったりするので、このために買った(?)原付バイクが重宝しそうです。
是非皆さんもアート散歩のパンフが擦り切れるくらい活用して(!)湯河原と真鶴で芸術の秋をご堪能下さい♪

