自転車に乗ってスケッチに出よう

自転車ならどこでもスイスイ

自転車でスケッチに行く最大の理由は「スケッチポイントを見つけやすい」ことに尽きる。
徒歩だと移動に時間がかかり過ぎ、車だとあっと言う間に移ろいゆく景色に止まれない・車を停めることができない(駐車場問題)のに対し、自転車だとある程度キョロキョロしながら進めて、どこでも自転車を止めてスケッチできる利点がある。上り坂は大変だけど、電動自転車なら楽々だ。

アラフィフにしてデビューしたロードバイク

一番簡単なスケッチ画材

自転車に乗る場合は最低限の画材で出かける。
 スケッチブック
 鉛筆
 消しゴム
 ペン
 水筆
 パレット
 ティッシュ
これだけあれば簡単にスケッチをして着彩もできる。
他にあると便利なものは、
 定規
 飲み物
 帽子
 日焼け止め
 虫よけグッズ
 長袖長ズボンで行くのがおすすめ。

小さめパレットと水筆は100円均一の品

時短スケッチ

屋外で描くときはゆっくり丁寧に描くよりは、短い時間で雰囲気を掴むことに重点をおくので、鉛筆の下書きはわずかで、どんどんペンを入れていく。ペンを入れ終わったら、ポイントとなる色だけを塗る。影がどう出ているか、そして風景の中でポイントとなる色。
題材にもよるけれど、ペン入れまでに1時間、着彩に1時間。立ったままでもこなせるようカバンなどは地面に置き、その時使う道具だけを手に持って描く。あまり長く立ち止まれない場所の場合は写真だけ撮って、近くのベンチなどで座って描く。タイマーをかけて30分で描いてみるなども、より速く描く練習になるのでおすすめしたい。

ジョギング用のウエストポーチに収まる大きさ

風景画 スケッチ 画材